「スマホOK映画館」=「野グソOKディズニーランド」と気付いた話
きゃんどぅです。今回は雑談です。
「スマホOK映画館」ってなんだよ
皆さんは、最近ネットで話題になった以下の記事をご覧になりましたか?
スマホ依存症が過ぎて、映画の上映中もスマホ使いたくなっちゃうから集中できないよ!!っていう話で、詳しいことは記事を読んでください。
今回の話題はこの記事タイトルの下の句について。
「スマホOK映画館」待望論!?!?!?!!?!?!?!??!??wwwwwwwwwww
何その「本番OKデリヘル」みたいな言い方。いや、本番OKデリヘルはむしろ利用者が求めてるかもしれないけど、映画館に来る人の97%くらいはスマホOK映画館を求めてないからね。
そもそも、映画館で映画を観るメリットの一つとして、「映画を観るためだけの空間に居られる」ということがあると個人的には思ってるんだけど、それをぶち壊すって意味でスマホOKはダメだよね。
正直「スマホOK映画館」なんて、IPPONグランプリで「こんな映画館は嫌だ」というお題が出てきた時に、一発目に思いつくけどベタすぎて捨てる程度のアイデアである。
映画館に行った時のワクワク感は異常
これを読んでる方がどのくらい映画に思い入れがあるのかは知らないけど、映画館に行く時にはみんな一様にワクワクすると思う。
その種類は人によって、状況によっても違うと思う。恋人とのデートで行くドキドキ、好きな俳優を見に行く楽しみ、ずっと期待していた新作映画を観られるワクワク……
行く理由はバラバラでも、映画館に行く時、全ての人々は平等に楽しみを享受する権利を与えられるのだ。(大げさ)
そんな我々の期待感をぶち壊してくれるのは、いつもはみんな大好きな『スマホ』の光。これ、マジでヤバい。何がって、後ろにいたらどんだけ映画に集中してたって視界に入るのよ。
目にスクリーン以外の光が入った時、人の集中力はフツリと切れてしまう。これ、特殊な訓練を受けた映画ファンもしくはベトコンにしか回避できないので、皆さんは悪くないです。
暗い劇場ではどれだけ明るさを下げていたとしても、スマホの光はバチバチに目立っちゃうのだ。
スマホを使ってしまう人はこの事実に気づいていないのか、それとも気づいた上でそれでも使いたいのかは知らない。前者の場合はこれを期に考えを改めてもらって、後者は映画館に来ないでください。
それでも映画館に行ってスマホを使いたい人、以下これを愚と呼称し、この愚に対しての説得材料となる理由を考えていきたいと思う。
愚が愚でいる100の理由
100もないが、思いつく限り絞り出してみた上で反論してみようと思う。
1.友達との連絡が大事
くりぃむしちゅー上田「うん、うん。あぁ友達との約束がこれからあるんだ?ほう、ほうほう。早く返信してあげたい?そう、なるほどね。……お前は平成のJKか!」
連絡したいなら家いりゃよくね?
2.時間が気になる
ぴろゆき「映画館って、非日常を楽しむところでもあると思うんですよね。それを楽しめないどころか、後何分あるのかが気になっちゃうって、感受性の乏しいバカだと思うんですよ。」
せめて液晶じゃない腕時計で確認して。
3.金払ってるし良くね?
自分ルールの発動、まあ金払ってるしいいかもね。
ところで、僕の映画館でのセブンルールを見てほしい。
- ポップコーンは塩味
- ドリンクはスプライト
- 映画を全力で楽しむ
- 映画館のルールは必ず守る
- 人と観るときはウンチクを語らない
- エンディングまで泣くんじゃない
- 愚は殺す、皆殺す
残念だ、愚は殺さなきゃいけない。金払ってるから良いよね。
考えるのがめんどくさくなってきたので、まとめて反対できるたとえ話を考えることにした。
愚にでもわかる「スマホOK」の嫌さ
愚の99%はディズニーランドが好きだ。そのうち半分は「ディズニーが好きな自分が好き」って理由でディズニーを好きでいる。(僕も好きです)
そんなディズニーランドにおいて、「スマホOK映画館」の嫌さを表すシチュエーションはどうなるのか。そんなことを三日三晩考えた結果、一つの「こんなディズニーランドは嫌だ」の答えにたどり着いた。
「野グソOKディズニーランド」待望論
想像してください。
あなたは今、ワールドバザールを歩いています。
チケットをスタッフに渡し、これからつかの間、日常から切り離される時を過ごせるワクワクが止まりません。
グッズショップを通り過ぎ、もうすぐシンデレラ城を真ん中に据えた、ウォルト・ディズニー像があなたを出迎えてくれます。
あなたの視界には一人、なんの変哲もないおじさんが映っています。しかしまぁそんな人もいるでしょう。あなたは気にも留めません。
期待感に胸を膨らませるあなた。おじさんは何やら動いていますが、おじさんも生き物ですし、まぁ動きはするでしょう。
ただ、そのおじさんの動きは普通ではありません。下半身に履いたズボンとパンツを下ろしているのでしょう。それでも、ギリギリあなたは気づけません。だってディズニーに来てるんです、よほどのことじゃ胸の高鳴りは抑えられません。
「よいしょ・・・」おじさんは地面に向かいうんちをしました。*1
さすがに気づくよね、気づいちゃうよ。おいおい、何やってだあいつ。でもヤバそうなやつなので、注意もしたくありません。
もういいや、無視して楽しもう。
そう思い、気を取り直してランド内のアトラクション、キャラクターとのふれあいや雰囲気を楽しみます。
しかし一度食らった不快感はこびりつきます。まだあいつ、園内にいるんだよな……そう、まだ野生の野グソおじさんはあなたの近くにいるのです。
結局その日目撃したのはその一回だけでしたが、一瞬でも嫌な思いをしたのは事実です。
自宅に帰ってTwitterに書き込みで野グおじの報告をし、ついでに検索してみました。
すると1件のツイートを発見しました。
野グソOKおじさん @nogusojisan
金払ったから今日も野グソしました。
#野グソ #ディズニー好きと繋がりたい
「トイレ行けや」あなたはそう思い、眠りにつくのでした。めでたしめでたし。
スマホを使いたいなら…。
上記の寓話から僕らが学ぶべきこと。それは他人に配慮しようという陳腐なことです。
「大げさな例えしやがって」と言いたくなるかもしれませんが、マジで突然視界に入るスマホの光=道端の野グソおじさんなんすよ。
愚のみんなは自分が野グソをしている野生の愚=野愚粗であるという自覚を持って、反省してください。
で、ど~~~~~しても映画の上映中にスマホを使いたくなったら。かんたんな解決策があります。
トイレ行けや。
あざっした。